こんにちは、博士くんです。
たまには、病気や主夫ネタではないお話を…。
昨夜、寝床で急に昔の職場での面白エピソードを思い出して、一人でニヤニヤしていました。
面白エピソードって言っちゃうと、ハードル上げちゃうか…(笑)
人によってはつまらん話だと思いますが、ご容赦くださいませー。
これは「GとJの勘違い」のお話です。
※ここからは、実話に基づいた創作という形で進めたいと思います(笑)
私のかつての上司に、次郎部長(仮名)という方がいました。
次郎部長は、仕事のできる方で、とても真面目で、自分にも人にも厳しい方でした。
ある時、次郎部長が外部の人と電話をしていたのですが、
「いやいや、Jです、J!!」
と、何回も相手に言っているのです。
僕たち部下は、「何だ?」と気にはなるものの、部長は厳しい方なので、どうかしたんですか?的な声をかけるわけでもなく、はじめは受け流していたんです。
しかし再び、
「Jです、J!!」
「Gではありません!」
と、今度は少し困った様子で、声のトーンも幾分高くなったような気がしたのです。
どうやら、相手の人と意思の疎通がうまくできていないようでした。
その後、部長の電話は無事終わり、珍しく部長の方から僕たちに事の経緯について話しかけてきたのです。
「参ったよ、GとJの勘違いさ…」
一同「?」という反応。
よくよく聞いたら、次郎部長は、自分のメルアドを相手に伝えようとしていたらしいのですが、「@前は「次郎」です」と説明したそうなんです。
そしたら相手は、一応スペルの確認をしようとして「giro」と言ったようなんです。
もちろん正確には、「jiro」です。
ただ、スペルの読み方が「G」は「ジー」なので、相手の脳ミソの英語変換が「giro」となってしまったようなのです。
これじゃあ、次郎じゃなく「ギロウ」ですもんね(笑)
だから部長は必死に、「Jです、Gではありません!」と言っていたんです。
しかも、このやりとりは一度や二度ではなく、他の方との間でも何度もあったので、部下の僕たちは、その電話のやりとりが発生するたびに、下を向いて笑いをこらえることになったのです。
だって、真面目で厳しい上司でしたから、笑って怒られるのが怖かったんです…。
…というのが、「GとJの勘違い」の真相です。
で、なぜ今頃このエピソードを思い出したかというと、先日、僕の近しい人が缶コーヒーを買う時に、同じ勘違いをしていたからなのです。
少し前に、ダイドーから「GINREI」という商品が発売されたのですが(ちなみに、正確な読みは「ギンレイ」です)、その人が「ジンレイ」って言ったんです(笑)
その瞬間、次郎部長のことが思い出され、思わずにやけてしまった僕は、その人に「何がおかしいの?」と言われたので、慌ててこのエピソードを話したというわけです。
未だに自分でも時々勘違いしてしまう「GとJ」。
間違ったりする人、意外と多いんじゃないかなぁ?!
…以上、お盆の息抜きブログでした~(笑)