アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

悪い想像より、「いい想像」という名の短編ストーリーを描こう

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こんにちは、博士くんです。

 

気づくと物思いにふけっていることがよくあります。

人って、一人で考え事をしていると、良くない想像をしてしまいがちなんだとか…。

うん、それ、博士くんのことです(笑)

 

では、日常生活のエピソードを例にあげて話を進めたいと思います。

仮に、無職の博士くんがプールに行こうと思った時に、2つの異なる思考が存在したとします。

 

【A:悪い想像】

「プールに行こうかな」

→ 「辞めた職場の元同僚に会うかもしれない」

→ 「都合が悪いなぁ」

→ 「やっぱり行くのやめようかな」

→ 「なんか憂うつになってきたなぁ」

→ 「結局、行くのをやめる」 

→ 「そんな自分を責める」…(涙)

 

【B:いい想像】

「プールに行こうかな」

→ 「辞めた職場の元同僚に会うかもしれない」

→ 「でも、会う確率はそんなに高くないだろう」

→ 「とりあえず行ってみよう」

→ 「実際に知り合いと会った」

→ 「話しかけられる」

→ 「自分のことを心配してくれていた」

→「今度お茶でもしよう!と誘われる」

→ 「お茶をした」

→「仕事を手伝ってほしいって言ってる仲間がいるから、そのうち会ってみない?と言われる」…(喜び)

 

AとBでは、ずいぶん変わってきますよね!

実際に今この文章を書いてても気分が全然違います(笑)

 

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人は、1日に物凄い数の思考を作り出すそうです。

そして、猛スピードで短編ストーリーを描くんだそうです。

確かに…。

しかも、博士くんのストーリーはハッピーな内容でないことが多い…(泣)

 

もし上の例のように、出かける前に不安になるようなら、できるだけ「いい想像」をしたいところです。

「いい想像」は、本当は行動したいけどできない時に、背中を押してくれると思うんです。

 

実際にプールに行ったとして、そもそも知り合いに会うかどうかもわかりませんよね。

自分の思考がいかに非現実的だったか、つまり、取り越し苦労であったかってこともわかるでしょう…。

 

最近、「思考のクセづけ」という本を読んだ影響もあって、今回この文章を書いているわけなんですが、訳書って時々すんごいフィットします。 

思考のクセづけ 考え方を変えれば人生も変わる

思考のクセづけ 考え方を変えれば人生も変わる

 

 

▼内容の一部を引用させていただきますが、こんなことが書かれてありました。

  • 思考は現実ではなく、空想にすぎない。
  • ある出来事について心配するとき、そのほとんどは根拠がなく、実際には起きない。たとえ起きたとしても、自分が思っていたほどひどいことはまずない。
「思考のクセづけ」より

 

ストーンと腑に落ちましたね!

悪い想像が、実際そのままその通りになることってない!

 

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そして同時に思ったことがあります。

 

それは、悪い想像は「心の備え」でもあるということです。

だから、悪い想像は悪くないんです。

悪い想像は、ある程度してOKなんです!

 

例えば…、長期の旅行で家を留守にすることになったとします。

そんな時、僕なら、ガスの元栓を閉めたり、電源プラグをコンセントから抜いたりするなど、「もしもの備え」をします。

 

これって、悪い想像をしてないとできませんよね。

リスク管理って、悪い想像をするからこそできるのであって、そのおかげで無事に日常生活が送れるってわけで…。

 

今回僕が自分に言い聞かせたかったのは、悪い想像をしちゃダメってことじゃなくて、「悪い想像をして行動できないのはもったいない」ってことです。

 

悪い想像という名の短編ストーリーを作りすぎて行動を狭めてしまうんだったら、できれば「いい想像」にリメイクして、行動することにつなげたい!

そう思ったんです。

 

行動できれば、世界が違って見えてくるはず。

そしたら、少しずつ元気な自分を取り戻すことができる気がします!

 

心配や不安との付き合い方、つまりは自分との付き合い方ですね。

これからも一人認知行動療法をするなどして、心のトレーニングに励みたいと思います!