こんにちは、博士くんです。
気づくと物思いにふけっていることがよくあります。
人って、一人で考え事をしていると、良くない想像をしてしまいがちなんだとか…。
うん、それ、博士くんのことです(笑)
では、日常生活のエピソードを例にあげて話を進めたいと思います。
仮に、無職の博士くんがプールに行こうと思った時に、2つの異なる思考が存在したとします。
【A:悪い想像】
「プールに行こうかな」
→ 「辞めた職場の元同僚に会うかもしれない」
→ 「都合が悪いなぁ」
→ 「やっぱり行くのやめようかな」
→ 「なんか憂うつになってきたなぁ」
→ 「結局、行くのをやめる」
→ 「そんな自分を責める」…(涙)
【B:いい想像】
「プールに行こうかな」
→ 「辞めた職場の元同僚に会うかもしれない」
→ 「でも、会う確率はそんなに高くないだろう」
→ 「とりあえず行ってみよう」
→ 「実際に知り合いと会った」
→ 「話しかけられる」
→ 「自分のことを心配してくれていた」
→「今度お茶でもしよう!と誘われる」
→ 「お茶をした」
→「仕事を手伝ってほしいって言ってる仲間がいるから、そのうち会ってみない?と言われる」…(喜び)
AとBでは、ずいぶん変わってきますよね!
実際に今この文章を書いてても気分が全然違います(笑)
人は、1日に物凄い数の思考を作り出すそうです。
そして、猛スピードで短編ストーリーを描くんだそうです。
確かに…。
しかも、博士くんのストーリーはハッピーな内容でないことが多い…(泣)
もし上の例のように、出かける前に不安になるようなら、できるだけ「いい想像」をしたいところです。
「いい想像」は、本当は行動したいけどできない時に、背中を押してくれると思うんです。
実際にプールに行ったとして、そもそも知り合いに会うかどうかもわかりませんよね。
自分の思考がいかに非現実的だったか、つまり、取り越し苦労であったかってこともわかるでしょう…。
最近、「思考のクセづけ」という本を読んだ影響もあって、今回この文章を書いているわけなんですが、訳書って時々すんごいフィットします。
▼内容の一部を引用させていただきますが、こんなことが書かれてありました。
「思考のクセづけ」より
- 思考は現実ではなく、空想にすぎない。
- ある出来事について心配するとき、そのほとんどは根拠がなく、実際には起きない。たとえ起きたとしても、自分が思っていたほどひどいことはまずない。
ストーンと腑に落ちましたね!
悪い想像が、実際そのままその通りになることってない!
そして同時に思ったことがあります。
それは、悪い想像は「心の備え」でもあるということです。
だから、悪い想像は悪くないんです。
悪い想像は、ある程度してOKなんです!
例えば…、長期の旅行で家を留守にすることになったとします。
そんな時、僕なら、ガスの元栓を閉めたり、電源プラグをコンセントから抜いたりするなど、「もしもの備え」をします。
これって、悪い想像をしてないとできませんよね。
リスク管理って、悪い想像をするからこそできるのであって、そのおかげで無事に日常生活が送れるってわけで…。
今回僕が自分に言い聞かせたかったのは、悪い想像をしちゃダメってことじゃなくて、「悪い想像をして行動できないのはもったいない」ってことです。
悪い想像という名の短編ストーリーを作りすぎて行動を狭めてしまうんだったら、できれば「いい想像」にリメイクして、行動することにつなげたい!
そう思ったんです。
行動できれば、世界が違って見えてくるはず。
そしたら、少しずつ元気な自分を取り戻すことができる気がします!
心配や不安との付き合い方、つまりは自分との付き合い方ですね。
これからも一人認知行動療法をするなどして、心のトレーニングに励みたいと思います!