アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

「人は変えられないが、自分は変われる!」~実践編~

こんにちは、博士くんです。

今日は、あるお店の店員さんとのやり取りを通して、少し自信が持てたというお話をします。

 

概要をさらっと言ってしまうと、

「店員さんの接客態度が、(僕の中では)とても無愛想で、すごく嫌な気持ちになったんですが、後日、再びその店員さんとやり取りした際には、別の思考が働き、ちょっとストレス耐性を磨くことができた!」

っていうお話です。

 

▼前回のブログで、「ストレス耐性を取り戻したい」という内容の記事を書きました。

少しずつ、人とのコミュニケーションの中で「ストレス耐性」を取り戻せたら、病気ももっと良くなっていくと思っているんです。 

hakase.hatenablog.jp

 

f:id:hakase39:20191128142647j:plainさて、本題です。

先日、あるお店に行ってお会計をした際、店員さんが驚くほど無愛想だったので、ちょっと動揺したんです。

あ、念のため言っておきますが、これは店員さんへの文句の話ではなく、僕が少し自信を取り戻した!ってお話ですからね…(笑)

 

捉え方で思考が変わるように、こういう「人の印象」って、感じ方にも個人差があると思うんです。

人によっては、まったく無愛想に感じない人もいるでしょうし、愛想がないなと思っても別にそれ以上は気にしないとかね…。

 

でも僕は、正直とても嫌な気分になったんです。

 

ただ、問題は、この後の僕の思考だったんです。

 

はじめは、「なんだよぉ、愛想ないなぁ。なんかヤな感じ…」くらいだったんです。

それが、だんだんモヤモヤが増幅してきて…。

 

それでも途中までは、一人認知療法ができていたんですが、徐々に、あれこれ否定的に考えだしちゃったんです。 

  • その店員さんは、単に忙しくて余裕がなかったのかもしれない。
  • もともと、そういう感じの人なのかもしれない。
  • 今日はたまたま嫌なことがあって、機嫌が悪かっただけかもしれない。

▲この辺までは、認知療法を頑張っている感じです…。

 

しかし、その後、

 

オレの話し方、なんかマズかったのかな?

だから、機嫌を損ねちゃったのかも…(汗)

 

自分で言うのもなんですが、これは完全に「ウツ的な捉え方」ですね…。

「確実な証拠もないのに自分を責める」という認知の歪みです。

そして最終的には、落ち込む…という流れになってしまいました。

ストレス耐性のなさを思い知ることになったわけです。

 

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さて、気を取り直して、ここからは「博士くん、自信を取り戻す編」です!(笑)

 

まず、一人で認知療法をできるところまではできているので、そこはOKだと思いました。

それ以外に、この出来事を振り返って、今後に生かせることはないかと考えてみたんです。

 

僕が無愛想だと感じたところまでは別に問題ないと思いました。

これは自然と思い浮かぶわけですから(=自動思考)、変えようがありませんし。

イラっとしない人間なんていないし、こんな話、日常的によくあることだと思うんです。

 

ただ、一つ、気になる「思考グセ」を発見することができました。

それは、

【 店員さんは、お客さんに対して、いつも愛想よく接するべきだ 】

という「べき思考」があるということ。

その思考があるので、理想と現実のギャップに、ついイラっとしてしまったんだと思います。

 

でも、これもそれほど悪いことではないと思っています。

今はそういう価値観があるってことだけなので。

もちろん、それが日常生活に支障をきたすレベルの、強い「べき思考」であれば修正していく必要があるでしょう。

 

今回の僕の場合、この「べき思考」が一番の問題ではなく、「最終的に自分を責めてしまう」という思考グセに問題があったんです!

 

えー、少し長くなっておりますが、もう少しお付き合いいただければ幸いです…。

 

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実は、昨日、再びそのお店に行ったのですが、会計時、なんとまたその店員さんと接することになったのです。

そして、やっぱり無愛想でした…(あ、あくまで僕の中で)。

眉間に皺が寄っていて、不機嫌そうに見えました(あくまで僕の中で)。

とにかく、前回感じた印象とまったく同じだったんです。

 

僕は、やはり少し動揺したものの、前回のことがあるので、「あー、この人は普段からこんな感じの人なんだ」って自然と思えたんですよね。

前回の僕は、その場でイラっとしたし、「自分が何か変なこと言ったせいかな?」と自分を責めて落ち込んだわけですが、今回は違いました

 

くり返しになりますが、まず、「この人はこういう人なんだ」って思えたこと。

そして、その人の不機嫌(らしき状況)に僕が過剰に反応するのは損だ!って思えたこと。

さらには、その後もその人のことを考えて悶々とするのは勿体ない!って思えたこと。

あと、前回と同じことは繰り返したくない…という思い。

そんな考えが、瞬時に浮かんだのです。

 

そして会計が終わり、博士くんはしっかりと、

 

「ありがとうございます」と言って店を出たのです!

 

相手のことは一旦忘れて、自分が気分が悪くならないような行動をとることができたのです!!

 

あーなんでしょう、この晴れやかな気持ち。

 

ストレス耐性を少しだけ取り戻せた感じがして、とても嬉しくなりました

本を読んだり、ブログに「こういう思考でありたい」と書くだけでは、やはり身につかないんですね…。

 

実際に人と対面して、課題がみえたら、それを克服していく。

そうやって、少しずつストレス耐性を取り戻していけばいい!

なーんか、少し自信を取り戻せたせいか、前向きな気持ちになれました。

 

そういえば、以前、

「人は変えられないが、自分は変われる!」

という内容の本を読んだことがありました。

今回はまさにそれを実践できた気がします。

 

えー、ちょっと長くなってしまいました…。

読んで下さった方、ありがとうございました m(__)m