こんにちは、博士くんです。
ここのところ不調続きです…。ふぅ。
でも、不調の時は不調の時なりにやっていくしかない!
精神的に不安定になると思い出す言葉があります。
中村一義の「生きている」という曲の歌詞です。
※ちなみに中村一義は、かつて「さんよし」と呼ばれた一人です。
「さんよし」とは、斉藤和義、山崎まさよし、中村一義のことで、3人とも名前に「よし」が付いているので「さんよし」なんです。
「完全な安定がないなら、完全な不安定だってないな」
中村一義「生きている」より
この歌詞、過去にもこのブログに書いたことがあるんですが、それくらい大切にしている言葉で、いつも心のポケットにしまっています。
そして、タイムリーなことに、最近この歌詞と同じような意味合いを持つ言葉を見つけたのです。
映画館で、たまたま「ドリーミング村上春樹」というドキュメンタリー映画のチラシを手にしたのですが、そのチラシにこんな言葉が書かれてありました。
完璧な文章などといったものは存在しない。
完璧な絶望が存在しないようにね。
この小説を読んだのは相当昔なので、こんな素敵な一文があったことなどすっかり忘れていました…。
この映画は、村上春樹の作品をデンマーク語に翻訳してきたメッテ・ホルムさんを中心に話が進んでいくようなのですが、村上春樹が大好きな博士くんとしては、とても興味深いので、そのうち観たいなぁって思っています。
で、僕の中で、
んです!!
完璧な人間などいないということを再確認。
そして、「完璧な絶望もない」「完全な不安定もない」という言葉に、とても励まされました。
不安定な時は、不安定な自分を責めてしまいがち。
でも、人間だから不安定な時だってあるんですよね…。
けど、よく考えると、不安定だらけでもない!
不安定に覆われているから、不安定じゃない部分が残っていることを忘れちゃっているだけなんですよね…。
そういう当たり前のようで忘れがちなことを、お二人の言葉は思い出させてくれました。
不安定さと共存しながら生きていけばいいんだな~って。
えーっと、なんだか感傷的になってしまったので、中村一義の曲でも聴いて元気出そうっと!(笑)
▼来年2月には、記念すべき10枚目のアルバム「十」が発売のようですね!
…ということで、今日も、言葉の力に救われました。
同時に、言葉に力があるということは、言葉で人を簡単に傷つけてしまうこともあるということなので、日々その点に気をつけながら生活していこう!とあらためて思った博士くんなのでありました。