アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

他人の嫌な気分とは距離を置く

こんにちは、博士くんです。

昨日の出来事。

いつものように、午前中、コーヒーを飲みに出かけました。

店員さんがいつもニコニコしているので、「元気をもらえる特典付き」ってことで、よく通っているお店です。

 

ところが!

店に入ると、ニコニコ店員さんが、客席で、上司とおぼしき人に何やら注意されているご様子。

思わず上司らしき人をチラ見すると、険しい視線が博士くんを襲いました。

ドキッ!

もちろん、実際には襲われていませんよ(笑)

でも、注意している時の上司さんと目が合ったので、それはそれは怖い顔をしていらっしゃいました。

 

f:id:hakase39:20191024131355j:plain

想像するに、その時、店員さんはユニフォームを着ていなかったので、傍から見れば、一般客と同化して見えていたでしょうが、博士くんはよく通っているので、店員さんの顔は覚えているし、「何やら指導されている」という状況は一目瞭然でした。

ニコニコ店員さんが相当落ち込んだ表情をされていたので、ちょっと切なくなりました…。

 

いつも「ニコニコ特典」で元気をもらっていたので、昨日もそんなことを期待していたのですが、入店してすぐそんな光景を見てしまったものだから、こっちもなんだか気分が落ちそうに…(汗)

 

なにも客席で怒らんでも…。

スタッフルームでやったらいいものを…。

などと、ブツブツ(頭の中で)言ってました。

 

しかーし、ここで博士くんの

「一人認知行動療法アンテナ」が作動!!

 

f:id:hakase39:20191024131430p:plain

「博士くん、博士くん、一人認知行動療法のタイミングです!」

 

人の様子を見て、まるで自分のことのように感じ取ってしまい、「あの上司おっかねー!」とまで思っておりました…(苦笑)

こういう自然に出てきた思考がダメではないんですが、「他人の嫌な出来事が、あたかも自分の身に降りかかっているかのように受け取ってしまって、憂うつになってりゃ世話ないな!」って思ったんです。

 

「距離を置くタイミングとは、こういう時なのだ!」

「店員さんに同情するのは悪くないけど、オレが怒られているわけじゃないよね~」

「だったら、自分が気分悪くなるのって損じゃないかな~」

もう一人の博士くんが囁きました。

 

自分で言うのもなんですが、成長 を感じました(笑)

認知のゆがみを修正できているではありませんかぁ!

 

でも少しの間は、やっぱりそちらの様子が気になってしまいましたね。

だって、僕にとってみれば、いつも元気をくれるニコニコ店員さんが怒られているのを見るのは、あまり気持ちのいいものではありませんから…。

まあ、そりゃいろいろ事情はあるんでしょうけども。

 

f:id:hakase39:20191024131450j:plain

とにかく、「自分の今を大切にしよう!」という視点に立ち返って、コーヒーを味わい、読書を楽しむことに専念したという点については、やっぱり「よくやった」と言ってやりたい!

読書に集中してたら、いつの間にかその出来事のこと忘れてたしね(笑)

(※あ、宮部みゆきさん、ありがとう!)

 

とにかく、僕にとっては 大きな進歩 でした。

 

笑顔って伝染するって言うじゃないですか。

イヤなことも伝染するって言うじゃないですか。

 

なので、感染する前に、「見ざる・言わざる・聞かざる」っていう姿勢も僕には少し必要だなぁって思いましたね。

何事も程よい距離感が大切ですね。

嫌なことなら尚更。

時には、「オレには関係ない」っていうドライさも、生きていくうえでは必要かも。

 

けどね、けどね、やっぱりニコニコ店員さん、可哀そうでした(涙)

同情しますわ。

メンタルお大事になさってください…と、ただただ願うばかり。