前回のブログで、今後どう生きていくのか!ということを模索していきたいと書きました。
今後は、ブログを通して、病気になった経緯や、休職~退職、再発のくり返しなどについても触れていこうかなと思っています。
なぜかというと、自分自身ともう一度向き合って自己理解を深めておくことは、今後どう生きていくのか!を考えていくうえで、とても大切なんじゃないかと感じたからです。
同じパターンで仕事を辞めていたり、同じパターンで感情が乱れたりすることが多いので、自分なりにその辺をあらためて整理→理解して、じゃあ今後どうしたら心地よい場所に辿り着けるかというテーマにつなげたい…そんな感じです。
というわけで、今後はそんな流れでこのブログを進めていきたいと思っています。
ただ、この辺のことについて整理するということは、そう簡単ではないので、少しずつ手を付けていくことにします!
さて、今日の話題は、反すう思考。
僕の場合、おそらく病気になる前から、反すう思考はしていたと思います。
でも、昔はあまり意識したことがなかったですね…。
病気になってから、そして特に最近は、この反すう思考にとても悩んでいました。
例えば、誰かと話をしたとします。
具体的には、カフェで店員さんにコーヒーを注文したとします。
その日のメンタル状況によっても、気にする、気にしないのレベルの差はあるものの、だいたい「さっきの言い方変じゃなかったかな?」とか、些細な会話なのに、それをくり返しくり返しいつまでもグルグル考えてしまうのです。
人にどう見られているか、気になっているのでしょう…。
そして、自分に自信がないのも原因でしょう…。
自分のこと(話し方や行動など)について、厳しく自己採点している自分がいるんです。
これがとにかく疲れる疲れる!!!!
じゃあやめろって話ですが、それができないから辛いのであって…(汗)
頭がぎゅ~ってなることもあるし、せっかくカフェで読書を楽しもうとしても、反すう思考が収まらず、読書がなかなか進まないこともしばしば。
そして、「なんでいちいち考えてしまうんだ!」と、自分を責め始めると、もう悪循環!な感じなんです。ふぅ。
ちょっとした会話もそうだし、他にはそうですねぇ、運転などがよくあるケースです。
「今の見通しの悪い交差点、俺はちゃんと運転できてたかなぁ。怖かったなぁ。」
などと、くり返し考えてしまいます。
そして、その反すう思考が、その後の運転中にもずっと残っているので、いつまでもクヨクヨ考え続けてしまうのです。
運転の場合は、さすがに別のことを考えすぎると危ないので、一応途中で、「今は前をちゃんと見て運転することに集中しよう!」と、なんとかリセットできるのですが、運転を終えてからも反すうが続くことが多々ありまして…。
※ちなみに、自分で怖がって反すうしている割に、運転自体はまずまずきちんとできているとも思っています(おかしな話ですが)。車がぶつかるレベルでは全然なくて、ただちょっとドキドキしているレベルです。
で、ここからが大事なんですが。
実は最近、カウンセリングを受けているのですが(これについては、後日また書くつもり)、カウンセラーさんに、この反すう思考について色々相談してみたんです。
そしたら、カウンセラーさんからのアドバイスが、とっても腑に落ちる内容だったのです!
お話によると、僕の場合、
「小さい不安が大きい不安に直結しているんでしょうね」とのことでした。
ある意味では、「すごく素直な脳ミソ」らしいです。
そして、さらに、
反すう自体は、そんなに悪いことじゃなくて、不安を和らげる装置のようなもの!
と言われました。
反すうすることで、あ、さっきの出来事は、
地球がひっくり返るほどのことじゃない=大きな問題じゃなくて、明日には忘れてしまうような小さなこと。怖くないよ~って教えてくれるようなものなんだと話してくださいました。
そう聞いて、ものすごく腑に落ちた感がありました。
すんごくホッとしたんです。
確かに、どこかで反すう思考は良くないという考えがあって、さらに、そういう思考をしている自分はダメだと思っていた部分もあって。。。
反すう思考が悪いことじゃないんだって思えただけで、少し楽になったのです。
僕は理屈っぽいところがあるので、理論的にアドバイスをもらえると納得できるってことも分かりました。理屈が分かるとしっくりくるタイプなんだなぁ~。
だから最近は、「さっきの言い方おかしいかな?」と思ったら、自分で自分を理詰めで落ち着かせています。
もちろん、今まで長い年月をかけて作り上げた思考パターンですから、いきなりすぐに“しつこい”反すう思考は治せませんが、反すうはしつつも、「反すうは悪くない!不安を和らげる装置!怖くないよ~!」って自分に言い聞かせています。
そのせいか、少しずつ成果がでてきたように感じています。
こうやってストレス対処ができるようになってくると、今後の生活にもいい影響を与えてくれそうな気がしています!