アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

そんなこんなで生きていけたら上出来

いつ以来のブログ更新だろうか??

最近は書きたいことも正直あまりなくて、それはもしかしたら、ブログ以外の方法で感情のコントロールが(以前よりは上手に)できるようになってきた…ということかもしれない。

病気の人には多少分かってもらえるかも?しれませんが、薬が少しずつ減っていく感覚とどこか似ています。

ブログに書いて気持ちを整理しようとしなくても、ある程度、その前段階でどうにか対処できるようになってきた感じ。

もしくは、気分が落ちてもなんとかやり過ごせるようになってきた感じでしょうか。

もちろん今でも調子が悪い時はあるし、悩みは尽きないけれど、数年前に比べたら立ち直りがだいぶ早くなってきたように思います。

 

ちなみに最近は、クヨクヨしたりした時には以下のようなことを考えたりしています。

似通った内容もありますが、思いついた分だけ挙げてみました。

 

・ありのままの自分を認めてあげよう。

・今ここにいる、それだけでも十分だ。

・きっと時間が解決してくれる。

・このクヨクヨは明日になっても、もしくは一週間後になっても続いているだろうか?もし、そうじゃなさそうなら悩むのは止めよう。

・「仕事をしていない自分」を責めている時は、仕事という軸以外の自分も見つめてみよう。

・自分の心と体に寄り添って、自分に共感したり、自分を労わったりしてあげよう。

・病気を治したいという意識も大事だけれど、自分とどう付き合っていくかを考えていくことも大事だ。

・前に似たような不調に襲われた時は、どうやって対処したっけかな?

 

などなど、まあ、こんなことを自分に話しかけたりしています。

きっとこれまで読んだ本や主治医の言葉が頭に残っているんだろうと思います。

それでも時には、落ち込みの方が勝ってしまうこともあります。

けど、頭の片隅にこういう意識があることで、少しずつ冷静な自分に戻ることができたり、次へ向かうきっかけを掴むことができるケースも増えてきたと思います。

ちょっとずつやれることが増えてきたのでしょうか。

とにかく良い兆候だと自分でも感じることができています。

 

特に僕の中では、「仕事をしていない自分=ダメ」意識がとても強く、これが行動を狭めてしまったり、心を沈ませてしまう要素になることが多いような気がします。

弁慶の泣き所とでも言いましょうか…。

でもまあ、これはこれで仕方のないことです。

気になることを気にしないようにすると余計に気になっちゃうし。

そもそも急に気にしないようになんてできません。

 

一方で、大きな範囲で考えてみれば、仕事という一つの側面を除いた時、僕という人間の別の要素がたくさん存在していることにも気がつきます。

簡単に言えば、仕事をしていない自分は僕のすべてではないということです。

そりゃあ、「仕事は何やってるの?」とか「今日はお休み?」などと聞かれた時は、未だに「ウウウ…」と心が痛みます。

その場は適当に対処しますが、それでもモヤモヤするものです。

でも、今、こういう現状にいる自分を受け入れるというか、まさにこんな自分と「うまく付き合っていく」つもりでいれば、多少気持ちが楽になったりもします。

 

例えば、相手がどう思っているかを、自分が勝手に想像して作り上げてしまっているということに気づけば、自分がそう考えなければそれほど問題にはならない、ということも見えてきます。

「仕事してないの?」と聞いた相手は、実は自分のことをダメ人間だなんて思っていなくて、単に心配してくれたのかもしれない…。

つまり、「仕事してない=ダメ」と思っている自分が、勝手に、相手が自分のことをダメ人間だと思っている、と感じているという訳です。

うーん、文章がちょっと回りくどくて、自分でも訳がわからなくなってきた(笑)

 

心身の調子は、誰でもそうですが、毎日違います。

今日は調子がいいな!とか、気分がいいな!と思う日もあれば、理由はよく分かんないけど憂鬱だなぁ~って日もあるし。

だから、その都度、自分なりの対処をしていくしかない。できる範囲で。

そうやって積み重ねていく今があるなら、その今が素敵だろうと苦しかろうと、たまには生きていて良かった!なんて思える日もあるんじゃないかと…そう思うのです。

ずっーと楽しくてもいつかはつまんなくなるかもしれないし、ずっーと永遠に辛いこともなんだかなさそう。

そんなこんなで、なんとか毎日を生きて来たら、なんかこの歳まで来ちゃいました~という自然な感じがいいのかもしれない。

で、そんなに人生悪くなかったかもなぁって思えたら上出来のような気がします。