アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

【創作】777

こんにちは、博士くんです。

今回も、過去に制作した「創作作品」を紹介させていただきます!

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文、イラスト:博士くん作

 

朝、タバコを買いに行った。

おつりを確認した。

周りにコインが落ちているか探してみた。

見つからなかった。

 

帰り道。

コインを拾った。

それはゲーム用のコインだった。

 

その後の帰り道。

周りにコインが落ちているか探してみた。

見つからなかった。

 

探していると、見つからないもんだ。

 

 

【博士くんのコメント】

作品タイトルは、「777」です。

この頃は、まだタバコ吸ってたんだなぁ。

完全に断って10年ちょい経ちました。

 

えーっと、自分で言うのもなんですが、この作品の「文章」、とても気に入っています

どのくらい好きかと言えば、自分の名刺にしてもいいくらい好きです。

普通の名刺が、「○○会社○○部○○課 博士くん」だとしたら、肩書き部分を、そっくりそのままこの文章にしてしまいたいくらいです。

「こういうことを考えてる人間です。どうぞよろしく!」的な感じ。

 

探していると、ホント、見つからないもんです。

 

例えば、冬物のコートを買いたくて、ショッピングに行ったとします。

気合いを入れて「求めて」買いに行くと、「これいいー!」ってモノには、なかなか巡り合えない気がします。

結果、「微妙だけど、ま、これでいっか…」というモノで落ち着かせることになり、その満足度は、せいぜい60%くらいだろうか…。

そして、残りの40%を、誰かに「そのコート、いいね!」と言ってもらうことで埋めるのです(ある時には、無理やり「いいね!」と言わせるようにもっていく…笑)。

 

反対に、コートを欲しいとは思っているものの、今すぐには買わなくていいという状況で、ふらーっと買い物に行くと、「これいいー!」ってモノに、あっという間に巡り合う。

例えるなら、パソコンのショートカットくらいのスピードで、お目当てのモノに辿り着いちゃうから不思議。

 

探していると見つからないのは、買い物にしても、仕事にしても、異性にしても同じことが言えるのではなかろうか?!

だから、「なんかいい!」という直感を、僕は大切にしています

 

あと、無理に探さなくても、近くに色んな「好き」や「いいなぁ」は溢れていると思います。

それを感じられない時は、自分に余裕がない時か、もしくは、それに気づく「ほんの少し前」なだけだと思います。

 

探しものは見つけにくいものですよ♪

でも、

探さないでいると、意外と見つかりやすいものですよ♪

 

なんか、創作のコメントからだいぶ話が逸れちゃった(笑)

もともとは、笑点三遊亭小遊三(一番左に座っている水色の人ね)のネタみたいに、自販機周りのコインを探していた博士くんの、何気ない日常から生まれた作品なのでした。

 

 

▼過去に掲載した作品も見ていただけたら嬉しいです!

こちらは「消しゴムハンコ」作品。 

hakase.hatenablog.jp

 

▼こちらは、過去にブログに掲載した「創作一覧」です。

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