アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

愛しきくるりの「列島ライブ2019」に魂を揺さぶられた

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こんにちは、博士くんです。

今日はどうしてもくるりの話がしたい!

だってだって、くるりのライブDVD「列島ライブ2019」が最高だったから。

 

このライブツアー、本当に行きたかった…、でも行けなかった…、というか、生活のことを考えて行くのを我慢した

だから、「せめてDVDは買ってもいいでしょ?」と妻に相談。

もちろん「即OK」の返事!

 

 

テレビの前に座り、ヘッドホンをして、スタンバイ完了。

ヘッドホンをしないと、音の美しさが半減しますからね。

だって、くるりの素晴らしさの一つは、音のクオリティーの高さでしょうよ。

岸田くん本人が、かつて「音楽至上主義」と話していたけど、こんなにサウンドの質が高いバンドが他にいるだろうか!?ってくらい、僕個人はくるりの音質が好き。

とにかく、必ずヘッドホンで見るべし!

ライブ会場にいるかのような臨場感を味わえます。

 


くるり - Tokyo OP(Live)

 

博士くんと、岸田くん&佐藤くんは同世代。

博士くんが学生の頃、何やら京都から面白いバンドがデビューするということで、当時は発売前から物凄い話題になっていましたね。

もちろん、すぐさま1stアルバム「さよならストレンジャー」を特典ポスター付で購入。

あの3人の顔、今でも輝いて見える!

それ以降も「図鑑」やメジャーデビュー前の「ファンデリア」など、アルバムは全部聴きまくった。

くるりサウンド」は保ちつつ、出すアルバムごとに趣向が違っているのも彼らの魅力だ。

 


くるり - トレイン・ロック・フェスティバル(Live)

 

そんな大好きなくるりのことを、僕は最近まで知っているようで知らなかったのだ。

というのは、少し前に文庫化されたくるりのこと」という彼らのクロニクル本を読んで、彼らがここまで来るには数々の苦悩があったことを初めて知ったからだ。

 

▼これ、読んでる読んでないで、くるりに対する愛情度が間違いなく変わります 

くるりのこと (新潮文庫)

くるりのこと (新潮文庫)

 

  

バンドメンバーの交代が続いていた時期は、「バンドってのはそんなもんだろ…」くらいにしか思っていなかった僕。

けど、くるりというバンドが、もがき苦しみ、試行錯誤しながら今の音楽シーンにおいて唯一無二の存在感を示してきたのを知ってからというもの、くるりへの愛情が更なるものへとつながったのです。

 

途中でメンバーに加わったファンファンのことは、トモフスキーのライブに参加していたことで知ってはいたものの、トランペットが上手なおねえさん!くらいにしか思っていなかったけど、今じゃ、彼女がステージの真ん中で歌い、鳴らし、踊っている。

バンドの中和剤というか、すでに、「いないと困る存在」になっていてビックリ。

 

ライブやDVDを見て、「いやぁ~、良かったなぁ」と思うバンドやアーティストはたくさんいる。

ただ、「オレも生き抜くぞ!」と思わせる人たちは案外少ない

くるりは、まさに魂を揺さぶるバンドで、こちら側の共存意識も高い。

これはきっと「くるりのこと」を読んだからこそだろう。

 

順風満帆な人生などない。

くるリメンバーも僕も、誰もがそう。

好きなことやってりゃ苦しいことなんかない、ってこともない。

好きなことやってても苦しいことはたっくさんある。

「ウツで仕事ができないからツライ!」と僕が思うように、くるりも良質な音楽を創るためにツライことをたくさん経験しているはず。

僕は、くるりというバンドが「音楽至上主義」と言いつつも、リスナーにたくさんのことを感じさせる「精神至上主義バンド」だとも思っている。 

 

いつかは想像を超える日がまっているのだろう

くるり「HOW TO GO」より

 これは、博士くんが「今後ウツ主夫としてどう生きるか?」にも通ずることだ。

 


くるり - HOW TO GO

 

QRLと書かれた特典ステッカーをパソコンに貼り、それをQOL(クオリティ・オブ・ライフ)」と重ね合わせて、今後の「HOW TO GO」を模索していこうと思う博士くんなのでありました。

ありがとう、くるり

博士くんも、いつか想像を超える日が来るのを待つことにするよ!!