アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

少しでもいいから外の人と会話を!

こんにちは、博士くんです。

今日の午前中は、カフェに行って読書をし、その後、レンタルショップをブラブラしてきました。お昼に自宅に戻り、洗濯をして、さっきご飯を食べ終えたところです。

 

さて、主夫をしていると、妻以外の人と会話をしないで一日が終わる」ということが多いです。

ごくまれに、病気のことを知っている友達とお茶したりすることはありますが、1か月の間で、話す人が、妻以外に、主治医、美容師さんだけということが殆どです。

特に最近は、買い物に行っても、レンタルショップに行っても、セルフレジで済んでしまうので、環境的にも会話がどんどん減っていく傾向にあります。

 

こんな生活に慣れてしまったので、会話をしないことがそれほど苦ではなくなりましたが、時々、寂しいなぁ~って感じることがあります。同時に、妻の存在はありがたい!と改めて感じています。

 

会話をしないことが悪いというわけではなく、僕の場合、

一言でもいいので誰かと会話をすると、現実的な思考を取り戻すことができる

ような気がしています。

 

自己否定や反すう思考がある僕は、人と話すのは何かと疲れます。

でも、日中、誰とも話をしないでいると、自分の頭の中で考えていることが堂々めぐりしてしまって、ウツウツしてくることがよくあるんです。

 

その対処の一つが読書なんですが、

一番の対処法は、カフェの注文レベルでいいので、声を出すことなんですよね。

 

人と話さないで済む方がストレス(負荷)もかからないので、精神的にも乱れないという事実もあります。でも逆に、人恋しい時に人と話せないストレスが生じることもあります。

 

治療においては、その日の調子によって無理をしないことが大事ですが、人と話したいって思える時は、ちょっと心がオープンになっている証拠だと思うんです。

その時に、話ができないとやっぱり寂しいですよね。

 

以下、先日、人恋しくて寂しいなぁ~と感じていた時のカフェでのやり取り。

 

博士くん 「アイスコーヒーください」

店員さん 「ガムシロップとミルクは必要ですか?」

博士くん 「はい、お願いします。あと、お水もお願いします」

~店員さんがアイスコーヒーとお水を運んできてくれる~

博士くん 「ありがとうございま~す」

店員さん 「ごゆっくりお過ごしください」

 

ちょ~、普通ですよね(笑)

ホントなんてことないやり取りですけど、これだけでも寂しさがまぎれたんです!

ちょっとしたことなんですが、大きなことでした。

ウツウツとしていた脳ミソが、現実世界に戻ってきたような感覚?!

 

暇な時は、図書館に行くことにしている僕ですが、図書館って居心地はとってもいいけど、できることが増える場所かというと、ある程度限られてくると思うんです。

 

規則正しい生活を送るとか、外出する練習とか、人ごみの中で時間を過ごすといった目標なら、図書館は大いに役立ちますし、とってもとっても大切な場所です。

ただ、話がしたいということに関しては、図書館は成果が得られにくいようにも感じます。(もちろん、全くないとは言いません。交流ができることもあるでしょうし、本を借りる際のスタッフさんとのやり取りなんかもありますからね)

 

そういう意味では、カフェに行くと、少ないながらも必ずコミュニケーションは発生するわけで…。

 

僕には、行きつけのカフェがいくつかあります。

よく行くので、だんだん店員さんの顔も覚えてきます。

そして、店員さんから覚えられることもあります。

 

ある日のこと。

店員さんが自分のことを覚えているなんて全然思っていなくて、いつも通り注文したら、「お久しぶりですねぇ~、お元気でしたか?」と声を掛けられたことがありました。

突然だったのでビックリしましたが、こちらも「ええ、まあ」などと答えているうちに、話がなんとなく弾みました。

 

そして、そんなことが何回か続くと、行くたびに軽く会話をするようになり…。

仲良しとまではいかないですが、顔なじみになったわけです。

 

すると、店員さんから、「これ、良かったらお使いください!」と、何やら手渡されたのです。

それは、ドリンクが3割引きになるお得意様カードだったんです!

聞くところによると、枚数限定で、常連さん認定クーポンカードのようです。

なので、このお店に行くと、毎回かなり安くコーヒーが飲めるようになったんです。

 

というわけで、ちょっとした会話が、こんな素敵なことに発展したりすることもあるんです!

嬉しいのはもちろんですが、人との交流って悪くないじゃん!って思えるようになるし、

何より、話すことは、現実的な思考回路に戻してくれる要素があるんですよね。

あのモヤモヤはなんだったんだ?!ウツウツ気分はどこへやら?!とまで思えるようになるので不思議です。

 

僕にとって、基本、カフェは読書をする場ですが、人との貴重な触れ合いの場でもあるのです。

 

「こんにちは」

「ありがとうございます」

 

これ、とっても大事です!!!