アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

ただひたすらに感動するということ

この夏は、オリンピックに甲子園、列車の旅に好きなバンドのライブと、そこそこ活動的&感動した日々を過ごすことができました。

そして、年々確実に涙もろくなっている自分にも気がつきます。

 

アスリートの頑張りに感動しては涙し、高校野球を見ては球児たちの一生懸命さに勇気づけられ、バンドのライブでは、もう感無量以外に言葉が見つからない!

自分でも素晴らしいなと感じるのは、そこに余計な感情が一切なく、ただひたすらに感動しているということ。まさに“生きてる”っていう感じでした。

 

さっきはさっきで、録画していたドラマを観て、最終回で脚本家の思惑どおりにポロポロと涙を流しておりました。若い頃なら、「何、このベタなストーリー展開!?」と思っていたであろう内容でも、今なら確実に泣けます。

でも、泣くって行為は心が浄化されると聞いたことがあるので、良い治療薬になっていることを祈ります。

 

今でも時々、「オレ、毎日何してんだろう?」とか「情けない男だ」って考えてしまうけど、最近は、良くも悪くも今の生活に慣れてきたので、(悩みは完全には解消されないけど)悩み自体が小さなものに落ち着いてきているという実感はあります。

慣れっていうか、今の自分を受け入れ始めているというか、どうにもならないって諦めていると言えばよいのか(笑)まあでも、あまり深刻になっていないことは良いことなんじゃないかって思います。

 

相変わらずカフェで読書をしたり、図書館で時間を潰したり、テレビや映画を観て家事をする…という毎日だけど、こんな生活が(=こんな生活をしている自分が)ダメだという気持ちは、以前よりだいぶ減った気がします。

「さて、もう一品何を作ろうかな?」とか「そろそろゴミ捨てに行ってこようかな」とか、そんなことを考える時間も悪くないもんです。

 

さて、今夜はサッカー日本代表戦。

さすがに泣かないだろうけど、今夜も熱い夜になりそうです。夜に備えて、早めに夕飯の支度をしておかなくっちゃ。