アラフォー、無職、うつ病主夫の “終わりなき旅”

うつ(気分変調症)により無職となり、主夫として生活する博士くんが発信する日々のあれこれ。

良薬は苦くない。

読書は、僕にとって精神安定剤のようなもの。

日中、ほぼ毎日、コーヒーショップに行って本を読むのですが、小説と自己啓発本の2種類を必ずカバンに入れて行きます。

そして、まず、自己啓発本から読み始めます。朝はテンションが低めなこともあり、啓発本を読むことで元気をもらったり、精神が安定するからです。そして読書が楽しくなってきた頃、小説に切り替えるという訳です。

 

最近、図書館で借りた本の中で、とてもタメになった本がこれです。  

茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法

茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法

 

茂木さんの本は、以前にも読んだことがあったのですが、脳科学的な内容が濃かったので、正直あまり頭に入らなかったのですが、この本はとても読みやすく、スラスラ読めます。しかも勇気が出てくる。パワーも溢れ出てくる。

中でも、「自分を忘れる」という内容が印象的で、つまりは、今に集中することで余計なことを考えないし、脳にも良いという話なんですが、確かに夢中になっている時ってあんまり悩んだりしていない気がします。ライティングをしている時や料理を作っている時がそうです。

 

 

それから、これはまだ読み始めたばかりなのですが、ベストセラー作家の川村元気さんの「仕事。」という本。「学問のススメ」というラジオ番組をpodcastで聞いていたら、川村さんがゲスト出演していて、この本について話していたので興味を持ったんです。巨匠と呼ばれる人たちにインタビューして、仕事について川村さんが話を聞いています。「北の国から」で有名な倉本聰さんの話はとても印象的で、確か、大河ドラマの仕事をしていた時、トラブルがあってその仕事を急遽やらないことになったのだそうです。 それを機に北海道に移住し、やがてできた作品が「北の国から」だったというから驚きです。つまり、あまり良くなかった出来事も、確実に次への契機になっているということですね。これにはとても感銘を受けました。僕なんて、仕事はすぐに辞めてしまうし、いまでも病気に悩んでいるけど、もしかしたら、これから天職と思える仕事に出会えることがあるのかもしれない…と思うことができました。

仕事。 (集英社単行本)

仕事。 (集英社単行本)

 

いずれにしても、読書はこころの薬。良薬だけど苦くはない。

そして図書館ならお金もかからない。

僕は健康の薬を求めて、今日も図書館へ行くのだ。